さて迎えた夕刻、“ちずる”からの手紙を手に音楽室に赴いた“耕太”は誰もいない教室に佇みながら、ここで先日起こったことに思いをはせる――あの日“ちずる”に強烈ディープキスをカマされた“耕太”はドタバタしているうち、彼女に耳としっぽが生えているのを見てしまう。実は“ちずる”は何百年も生きる妖狐だったのだ。出会うなり、大好きが止まらない彼女に押し倒され、貞操の危機を迎える“耕太”の明日はどっちだ……その程度の前情報を携えつつ、「かのこん」という、萌えアニメ的あざとさに満ち満ちたタイトル――仄聞するところでは、新人賞を受賞した当時のタイトル「彼女はこん、とかわいく咳をして」を略したものだそうだが――に苦笑しつつ見てみた、といったところ。
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かのこん
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